Unbuffered DIMMとは、レジスタードバッファ(registered buffer)と呼ばれるLSIを内蔵していないメモリモジュール製品。組み込まれているものはRegistered DIMMという。 レジスタードバッファは本体チップセットとメモリチップの間で信号の送受信を取り次ぎ、クロック信号とのタイミングを合わせたり電流を増幅することによりアクセスを安定化させる回路である。Unbuffered DIMMはこの回路が無い分動作が速く、安価に製造できるが、メモリチップが直接メモリバスに接続されるため、モジュール1枚当たりのメモリチップの数や、マザーボードに装着できるモジュールの数はあまり多くできない。 Registered DIMMは大容量や安定した運用が求められるサーバなどでよく使われ、一般のデスクトップパソコンやノートパソコンにはUnbuffered DIMMが利用されることが多い。
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